年間を通してイベントやフェスが開催されているのが、横浜の山下公園が有名な理由でもあります。
このページでは、横浜・山下公園で毎年開催されている有名なイベントを一覧でご紹介したいと思います。
横浜・山下公園の毎年恒例・期間限定イベントって、どんなイベントがあるの??
山下公園の春フェス・夏フェス・秋フェスは毎年恒例で、クリスマスシーズンも多くの人が集まるエリアですので何かしらのイベントが開催されています。
そして横浜・山下公園で、もっとも大きな行事(イベント)が、「開港記念」と「カウントダウン」になります。
横浜・山下公園のカウントダウンの歴史・由来・エピソード
毎年恒例のカウントダウンは、1980年に山下公園に「赤い靴はいてた女の子」の像が作られた翌年から始まりました。
また、開港祭は1981年に「国際デープレ横浜どんたく」として開催されたのが始まりです。
毎年恒例・横浜 山下公園のイベント:「カウントダウン」
横浜 山下公園のカウントダウンは、公園内で行われます。
ここで行われるカウントダウンイベントは、「よこはまメルヘン~童話を歌い継ごう~」というイベントで、童謡をみんなで歌い、ニューイヤーを迎えようという内容のイベントです。
もちろん、横浜 山下公園だけでなく、周辺はカウントダウンイベントで一色に染まります。
みなとみらいエリア、マリンタワー、赤レンガ倉庫、等のカウントダウンも有名ですので、是非、チェックしてみてください。
横浜・山下公園の一大イベント:「横浜開港祭」の由来・歴史
横浜・開港祭は横浜市に住んでいる人であれば、誰もが知っていることでしょう。
1981年から続くイベントで、開港祭の花火大会は毎年5月の下旬から6月の初旬にかけての3日間ほど開催されます。
横浜開港祭は、1858年7月29日(江戸時代)に結ばれた「日米修好条約」に基づくものです。
「日米修好条約」とは?
「日米修好条約」とは、「タウンゼント・ハリス」と言うアメリカの外交官との間に締結された条約です。
この条約は、当時の日本の王権を掌握していた江戸幕府の将軍である「徳川家茂(源 家茂)」の名のもとに5カ国との間に調印がなされました。
この条約でハリスは日本に開港を迫った際、当時の幕府の外交官・「岩瀬 忠震(いわせ ただなり)」が、横浜の開港を推し進めたことがキッカケとなり、横浜が開港するに至ります。
では、なぜ6月2日が横浜の開港記念日なの?7月の29日じゃないの??
これには理由があり、条約の効力が正式に発動されたのが、1859年7月4日からであったことに起因します。
じゃあ、7月4日が開港日でしょ?なぜ、6月2日なの??
実はこの条約は、アメリカを含めたフランス・オランダ・イギリス・ロシアなど5カ国も加わっていました。
これら5カ国が条約に加わっていたので、日時を統一するために「西暦ではなく陽暦が適用」されました。
さらにその後、幾度が様々な理由で条約に見直しがあり、結果、条約の効果の発動日が早まり「7月1日」となるに至ります。
陽暦の7月1日とは、現在の西暦に直すと「6月2日」となるわけなのです。
現在の横浜と言えば「港街」として有名な所以は、以上のような歴史があったからなのですね。
これらの事実から、岩瀬 忠震(いわせ ただなり)の発言がなければ、港街・横浜は誕生していなかったとも言えますね。
開港祭の中でも、目玉となるイベントが「花火大会」
ひとあし先に夏を感じれる「花火大会」ですので、多くの人がこの横浜・山下公園に集まる日でもあります。
えぇっ?!横浜開港祭(花火大会)の開催日は平日でも横浜市内だけは休日って??
この横浜開港祭は、横浜市にとっては一大イベントであり、横浜市を語る上ではなくてはならないイベントです。
横浜市では、この開港祭をおもく見て、横浜開港祭の日(6月2日)は、横浜市内の全小中学校を休校日と定めています。
イベントで学校が休みになる市は、日本中を探しても、なかなかお目にかかれるものではないでしょう。
それほど横浜市にとってこの開港祭は大きなイベントである分かります。
神奈川エリアで、年間通してイベントが開催される公園は山下公園くらい?
割と横長に広範囲なスポット地でもある神奈川エリアでも、年間を通してイベントが頻繁に開催されている場所は、この横浜・山下公園くらいでしょう。
特に、山下公園で開港祭が開催されている期間は、イベントにイベントを重ねるといったような中身の濃いイベントが目白押しです。
マリンイベント
自衛隊の船舶や客船など日本中から船が横浜に集い、船舶の見学ができる日でもあります。
ランドイベント
横浜市内のグルメやスイーツのお店が集い、味を一度に楽しめる日です。
ステージイベント
毎年恒例のクイズ選手権は見ものです。またこの日は小中学校がお休みなので、小中学生たちによる歌や踊りなどのステージイベントがあります。
開港祭の期間中は様々なイベントが開催されますので、イベント情報は常にチェックしておく必要があります。
毎年恒例・横浜 山下公園のイベント:「ザ・よこはまパレード」
国際的な港の横浜らしく、世界各国の衣装がパレード形式で見られる「国際仮装行列」が有名です。
毎年恒例・横浜 山下公園のイベント:「YOKOHAMA STEELPAN FESTA」
イベントの内容は「吹奏楽=オーケストラ」よる石のステージ上での演奏です。
YOKOHAMA STEELPAN FESTAは、山下公園の「石のステージ」で、毎年開催されているイベントとなります。
開催日程は、8月の中旬~下旬の2日間です。
2日間とも、違うアーティストが出演しますので、2日間、楽しめます。
毎年恒例・横浜 山下公園のイベント:「ディワリ・イン・ヨコハマ」
ディワリ(Diwali)とは、インドのお正月のことです。
インドのお正月(ディワリ)は、毎年・10月末~11月初めです。
この間にインドでは、5日間の間、新年を祝うイベントが開催されます。
インドのディワリとは、仏に捧げるためのお祭りでもあり、次の年も健康で一家の安泰を願うお祭りでもあります。
ちなみに横浜とインドの関係って??
横浜市はインドのムンバイ市と国際姉妹都市契約を結んでいます。
これには、過去の歴史の所以があり、インドが日本での商売を成立させたキッカケとなった最初の場所(都市)が、横浜だったことに起因します。
現在のカレーを代表とした、日本の地に根付いた様々なインド文化の発端となったのは、この横浜の地からです。
以上のような流れから、この「ディワリ・イン・ヨコハマ」が開催される目的は、横浜市とインドとの国境の弊害をより薄める目的でもあります。
祭りの内容は、インドの食文化やインドのファッション、インド舞踊、インド雑貨などをめいっぱい楽しめます。
毎年恒例・横浜 山下公園のイベント:「神奈川新聞花火大会」
毎年8月初旬に行われる、横浜市の一大イベントです。
毎年日本全国から20万人以上が訪れます。
神奈川新聞花火大会が行わるようになったキッカケって??
神奈川新聞がカラー印刷になった年に神奈川新聞が出資の元、開催が始まった花火大会です。
この花火の開催には、様々な思いが込められています。
昭和60年(1986年)8月1日第1回 神奈川新聞花火大会 が開催されて以来、以後、現在まで神奈川新聞の主催により開催が継続しています。
えっ?!花火は横浜が発祥の地だった??
実は、花火は横浜(有限会社・山田花火)が発祥とされ、この横浜から全世界中に広まっていきました。
これは、驚愕の事実です!!
以降、横浜の花火は全て、この山田花火(現在:株式会社山田花火)の協力により、開催が継続されています。
以上のことから、横浜の花火には、他の花火大会とは違い、思い入れがある分、一際、違った花火をお目にすることができます。
毎年恒例・横浜 山下公園のイベント:「花壇展~スプリングフェア」
横浜の港の一番大きい公園である「山下公園」が、花と緑一色に生まれ変わる日です。
毎年4月の中旬に開催されます。
横浜市内の園芸業者に協力により、開催されています。
植木や花の販売会も実施されています。
また、毎年、植木や園芸などの花や緑関わる仕事をしている著名人(有名人)が訪れ、
イベントトークショーも開催されます。
最近では、華道家で有名な「假屋崎省吾(かりやざき しょうご)」さんが訪れて、水の広場でトークショーを毎年のように開催されています。
以上、このページでは、横浜・山下公園の有名なイベントを思いつくだけ、例として述べましたが、山下公園には、まだまだ他にもイベントがあります。
この横浜・山下公園は、ロケーション的にも交通アクセスにも申し分がなく、日頃の日常を忘れることができる癒しスポットでもあります。
遠くの方も、近くの方も休日は家族や恋人と、ぜひ、港街・横浜の山下公園へ